こんばんは。今夜は、難しい課題に取り組む委員会に参加です。
仕事ではなくてボランティア。専門分野も産業界もまるで違う技術者が集まっていますから、「互いを尊重し合う仲間」となるまでにたくさんの時間が必要でした。

まずは聞き役に徹して相手を知る。大きくうなずきながら、熱心に聴くのです。
2年間、一月のうち数日を除き、人を知るために毎日色んなところを回り、お話を聴かせていただきました。
そうすると、どのような場面で誰を頼るべきか、どのような役割にどんな方をお薦めできるか見えてきます。
こうして、難しい課題に取り組むために効果的と思えるメンバーが揃いました。

自分の企画を通したいときも同じです。
私はそのようなとき、キーマンに直接お会いして、その人が何を求めていて、何を大切にしたいのかを知るよう努めます。
いただいたご意見は、全て参考になるものです。
彼らが誤解している部分や合意したくなる「納得するポイント」が見えてきて、それを企画書とプレゼンに端的に入れ込みます。
書き込みすぎはぼやけます。
たくさんの情報を並べても、誰もが全文を読んでくれるわけではありませんから、できるだけポイントだけに絞りたい。

あとは、相手に伝わる「熱意」でお願いをすること。
これがこれまでの成功の秘訣でしょうか・・。
プロジェクトに対するリーダーの熱意なしで、仲間の皆さんに熱意が備わるわけがありません。

周りの話をよく聴いて、皆さんに敬意を持って率先垂範を続けたら、力を貸してくれる人は必ず現れるものですね。

今日の委員会では、企画を通すために準備した資料について皆さんに意見照会と今後の協力をお願いして、無事終了。
優れた人に囲まれた活動は、私の研鑽の場でもあります。
人から教わることって、多いですものね。